著作権の関連団体に「SAR」の三文字が頭についていることにお気づきでしょうか?
一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)
一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB)
一般社団法人私的録音録画補償金管理協会(sarah)

一般社団法人とあるので、単純に英語表記にすると” general incorporated association”となりそうな気もするのですが、”SAR”です。”SAR”とは何の略なのでしょうか?
一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS、サートラス)は、
Society for the Administration of Remuneration for Public Transmission for School Lessons
一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB、サーリブ)は、
Society for Administration of Remuneration for Public Transmission by Libraries or Similar Facilities
一般社団法人私的録音録画補償金管理協会(SARAH、サーラ)は、
Society for the Administration of Remuneration for Audio Home Recording
です。
これらからわかるのは、”SAR”は、“Society for the Administration of Remuneration”の頭文字です。“Society for the Administration of Remuneration”を日本語訳すると、「報酬管理団体」であり、「一般社団法人」よりも「補償金等管理協会」「補償金管理協会」を強調して(?)訳したものだということがわかります。
著作権の勉強をすると、これらの横文字は平気で飛び交ってくるので、最初のうちは何のことを言っているのかがさっぱりわかりませんでした。ものすごい参入障壁に感じたものでした。ただ、慣れてくると、こういったアルファベットの文字列は楽でいいですね。
あと、かつては、SARVH(サーブ)という団体もありました。一般社団法人私的録画補償金管理協会と日本語にすると、あー、あれか、と思う人も多いと思います。CDとかDVDに課金されていたあれです。
SARVHは、“Society for Administration of Remuneration for Video Home Recording”の略です。そして、1999年(平成11年)に設立。2015年(平成27年)4月1日に解散していました・・・解散していた!?
SARVHの後継が、SARAHと言えましょう。CD、DVDのブルーレイディスク版です。
ところで、なんでこんな記事を書いているかと言いますと、著作権についてAIと壁打ちをしている際に、”SARLIB”の話になりました。その壁打ちの際に、“SURLIB”とタイポをしていたので、AIが「“SURLIB”ってなんですか?」と聞き返してきたので、「あれっ!?知らないの?」と意気揚々となったからです。
それで記事を書こうと思っていたら、“SURLIB”とタイポをしていることが判明。”SARLIB”とちゃんと書いていたら、AIもちゃんと壁打ちを続けられたのだろうなと、思いました。
それでも苦し紛れですが、”SARLIB”と“SURLIB”、”A”と”U”の一文字のタイポですが、普段ならこのタイポを補足して、「一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会のことですね」、と答えてくれそうなところを、「“SURLIB”ってなんですか?」と聞き返してきたことは意外でした。
これで、みなさんも、「補償金等管理協会」「補償金管理協会」は、”SAR”という表記だということが印象に残ったでしょうか?
AIからの講評はこうでした。
「一般的な単語なら誤字を直せても、略称は似た別物がある可能性があるので、確認する方が正しい挙動ではあります。」
まとめに代えて本日の痒いところ
- SARは“Society for the Administration of Remuneration”の略
- かつてSARVH(私的録画補償金管理協会)という団体もあった
- AIは一文字のタイポを補ってくれないこともある
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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