12月2日に
ユーキャン新語・流行語大賞2024
の発表がありましたね。
年間大賞はこちらでした!!
ふてほど
金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』 さん
大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記載など、2024年は不適切事案が目白押しであった。
一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにもハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる。
集団優先、滅私奉公で経済成長時代を生きた昭和世代にとってはまさにタイムスリップしたかのような激変である。
この、昭和の時代に置いて行かれた感を笑い飛ばしてくれたのが金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』。昭和の主人公が令和の社会で堂々と昭和のルール、人の道の原理原則を貫いて令和のルールに疑問符を投げかけながらも、対話することで物事を解決していく道を探る。時代がいつであれ、不適切なことは不適切なのだと教えてくれる。
10月に行われた衆議院選挙、自民党の選挙公約が「ルールを守る」。国権の最高機関で法律を制定するセンセイ方の公約がこれ。
不適切にもほどがありませんか?
商標調査
残念ながら、
12月2日現在、
J-PlatPatで検索しても
商標登録はヒット
しませんでした。
トップテン
トップテンの新語・流行語
のうち、検索にヒットした
ものを紹介します。
初老ジャパン
2024年夏季オリンピック・パリ大会。総合馬術団体で銅メダルを獲得した。馬術でのメダル獲得は92年ぶり。92年前、ロサンゼルス大会の馬術障害飛越で金メダルを獲得したのは、かのバロン西こと西竹一(にし たけいち)、太平洋戦争中に硫黄島で戦死したとされる軍人だ。
この伝説的英雄に並ぶ偉業をなしとげたのが、平均年齢41.5歳の精鋭、愛称「初老ジャパン」。この愛称は自らの命名だそう。総合馬術、最終日3位で迎えた日本を思わぬアクシデントが襲う。愛馬のコンディション不良により人馬の交代を余儀なくされ20点が減点、5位に後退した。しかし、初老ジャパンの経験がこの逆境を跳ね返す。3人連続の障害物落下なしで完走、巻き返しに見事成功した。
表彰式ではリザーブ選手も合わせて4人での登壇。ベルサイユ宮殿でイギリスのアン王女にメダルを授与された赤いジャケットの4人のアスリートは、初老のイメージを格段に上げてくれたのだ。
商願2024-95779
で出願がされています。
出願人は、小川登美夫氏。
日本大学の職員なのですね。
のコーチですか。
指定商品には25類、41類
を指定しています。
スポーツ用品やイベントでの
使用を想定していそうですね。
「初老ジャパン」という標章
からは、乗馬やスポーツを
想起することは難しいと
思われます。
そうすると、普通名称という
拒絶理由は少なそうに思えます。
権利化されるか楽しみでは
あります。
さて、そのほかドンピシャな
出願はありませんでした。
すこしだけ文字を減らすと、
こんな商標もあるんだ
というのがありました。
関連商標
「界隈」関連では
- 東京・埼玉界隈
- #珍味界隈
- 観察界隈
界隈とは、一帯、付近、近辺
という意味がありますが、
Z世代では「○○界隈」
という言葉が流行している
ようです。
でも、こちらの記事は
2024年7月なので、
移り変わりの速いこの
ご時背ではどうなのでしょうか?
まだ通じるといいのですが。
- 自然界隈
- 風呂キャンセル界隈
- 回転界隈
- 片目界隈
というのがあるそうです。
自然界隈はぎりぎり、
あとのはわかりません
でした。
風呂キャンセル界隈のいらすとが
ありました。
なお、どれも商標登録出願は
されていないそうです。
「名言が残せなかった」関連では、
「名言」を含む登録商標を列挙
してみました。
- 一日一名言
- 名言ナビ
- 名言これくしょん
- 名言水
- 名言・格言マイスター
というのがありますが、
いずれも権利継続中です。
まとめに代えて本日の痒い所
- ユーキャン新語・流行語大賞2024の年間大賞は、「ふてほど」
- トップテン入りした「初老ジャパン」は、商標登録出願されている
- Z世代で流行している「○○界隈」は、登録商標が2つ、商標登録出願1つ(2024年12月2日現在)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今週も知財の雑談を楽しみましょう!
今週は、ユーキャン新語・流行語大賞2024を基に、流行語と商標について雑談するのはいかがでしょうか?
★★IP RIPは、Yuroocleさんに参加させて頂いております★★