先日、小学生の甥っ子が遊びに来ました。夏休みを満喫しているようでうらやましい~というよりかは、夏休みの宿題の進捗が気になりました。もうお盆も近いので、そろそろ夏休みの折り返し地点なはずなのですが・・・。
さて、今回は、自由研究のネタを考えてみようかなと思います。もちろん知財がらみです。
まず、準備運動から
まず、「自由研究」を「自由」と「研究」に分けて、文言の定義を確認しましょう(笑)
せっかくですから、「研究」だけでも。
そこで、「研究」についてこんなページを発見しました。
研究って何?│Lui Yoshida Lab (u-tokyo.ac.jp)
新しい知を生み出すことだそうです。
研究は、やっぱり、なんでいいから実験してみた、調査してみた、ではものたらないですよね。奥深さを出すには、研究の目的が大切です。
また、このページにも記載がありますが、先行研究の調査がとても重要ですよね。先行研究を参考にして、新しい課題を見つけたり、改良点を見つけたりすると、研究の目的がはっきりすると思います。
参考資料としていかがでしょうか
特許庁にはこんなページがあります。
いつもの特許庁のページとは絵が違いますね。
自由研究のネタ1
ここに「クールイノベーション」というページがあります。
クールイノベーション ジュニアイノベーションフェス2019 | とっきょちょうキッズページ (jpo.go.jp)
課題は、暑さです。どのようにして暑さという課題を解決しましょうか?
少しアイデア出しをしてからリンク先を見てもらうのもありかなと思います。リンク先の発明を見て比較するのもいいですね。
リンク先にはない新しい発明をしたら、こちらもおすすめです。
パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト (inpit.go.jp)
ただし、応募資格は高校生以上など制限がありますので、小中学生の応募はできませんので、ご注意ください。
自由研究のネタ2
商標にはコンテストないのかな?なんて思いますが、新規性が問題にならないので、おそらく、特許や意匠のようなコンテストはやりにくいですね。
商標については、どのような商標があるのか整理してみるのもいいのではないでしょうか。とっきょちょうキッズページでは、音商標の紹介があります。
この音、知っている?音も商標になるよ | とっきょちょうキッズページ (jpo.go.jp)
音商標をまとめて調べてみるのも面白そうですね。
他にも、五感と対応させた商標を考えてみるとか。
目 → マーク
耳 → 音
鼻 → におい
口 → 味
手 → 感触
さて、におい、味については、今後の検討対象のようです。触感も検討対象にならないのでしょうか?
Q1-12 「におい」や「味」等の今回の法改正では保護対象とならなかった商標について、今後保護対象に追加されることはあるのでしょうか?
「におい」等の商標については、諸外国での登録事例も少なく、現時点では我が国企業等のニーズも高くない状況です。今後の新たな保護対象の追加については、国際的な動向や我が国企業等のニーズを踏まえて、保護の在り方を検討する予定です。
新しいタイプの商標の保護制度に関するQ&A | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)
高度な内容になりますが、におい、味が商標として保護対象になるにはどうしたらいいか検討してみるのもいいかもしれません。
そのときはどんな審査基準になるのでしょうかね?
あと、私は持っていませんが、第六感の商標も考えられるのでしょうか?
まとめに代えて本日の痒いところ
- 特許庁にはキッズページがある
- パテントコンテスト、デザインコンテストが開催されている
- におい、味等の商標も検討されたことがあるし、今後も検討される可能性がある
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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