IP RIP ~チザイの雑談~

知的財産(Intellectual Property)の「かゆいところに手が届く(Reach the Itchy Place)」お話です。

弁理士「委員会活動にはじめて参加しました」【マータ】

みなさま、こんにちは。

f:id:discussiong1:20211012012531p:plainhttps://twitter.com/b8L18UnY7nPd5NC

 

だいぶ暖かくなってきましたね。

先週末は、久しぶりにTOEICの試験を受けており、記事の更新が遅くなってしまいました(^o^;)

 

今日は弁理士の『委員会』に関するお話をしたいと思います。

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弁理士会には、様々な委員会があります。

例えば、弁理士会の「本会」の委員会としては、「特許委員会」「意匠委員会」「商標委員会」「著作権委員会」「バイオ・ライフサイエンス委員会」などなど。

https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2021/05/2021foldcatalog.pdf

 

また、弁理士会の支部、例えば弁理士会東海会の委員会としては、「知的財産権制度推進委員会」「知的財産支援委員会」「広報企画委員会」などなど。(一部しか挙げれず、すみません)

https://www.jpaa-tokai.jp/aboutUs/member/index.html

 

委員会の活動は、基本的に会員のボランティアにより成り立っており、その目的は社会貢献であったり、会員の自己啓発、会務を通じて得られた知見のクライアントへの提供など多岐にわたります。

 

私は、委員会というものに長年興味はあったのですが、どうやって参加するのかイマイチ分かっていませんでした。また、企業勤めということもあり、月1回の委員会活動に伴う東京出張の許可を会社に取るのも何となく気が引けていました。

 

そんなこんなで、委員会活動は何となく諦めていましたが、昨年、MIさんのお力添えもあり、とある委員会(以下、〇〇委員会)に参加できることになりました。また、近年はコロナ禍ということもあり、委員会活動が全てオンラインになったので出張の必要もなくなりました。

 

ちなみに、委員会のメンバーになるための選考方法には、公募もありますが、会派(〇〇弁理士クラブ、〇〇会・・・)からの推薦の影響も大きいようです。私も会派から推薦をして頂きました。会派に所属していると、多くの情報を得られたり人脈が広がることに加えて、委員会への推薦が受けられるというメリットもありそうですね!!   

 

今回の記事では、私の人生初の委員会活動を振り返ってみたいと思います(2021年4月~2022年3月)。結論、参加してよかった!!と感じています。

 

今回私が参加した委員会では、委員会内で小グループ(部会)に分かれ、月1回ミーティングを行い、知的財産に関する各テーマについて調査・研究を行いました。そして、その結果を報告書としてまとめ、最終月の報告会で発表するというものでした。ちなみにミーティングは、上記で述べた通り全てオンラインでした。

 

以下が1年間の流れです。

 

2021年4月

・4月初旬、応募していた委員会に参加できることが決定・通知される。私が参加した委員会は、全メンバーの数が40名弱でした。

・4月中旬、第1回目のミーティング(当委員会に関する説明など)。

・4月下旬、希望する『部会』に関するアンケートが実施される(委員会は、さらに細分化された部会というグループに分かれていました。各部会はそれぞれ異なったテーマで調査・研究を行います。一つの部会は5~6名ずつ)。

 

2021年5月

・5月中旬、部会メンバーが決定・通知され、名簿が配られる。今回、私は第一希望の部会に入ることができました。

・5月下旬、「〇〇委員会全体のミーティング」と「部会ごとのミーティング」がありました。その後、オンライン懇親会

以下、毎月、委員会の全体ミーティングと部会ミーティングが同日にありました。

 

2021年6月、7月

・月1回ずつミーティング。7月のミーティングで、我々の部会の調査テーマ及び各自の担当部分が決まる。

 

2021年8月―12月

・月1回ずつミーティング。各自の調査の進捗状況を毎月報告。報告書の全体的な構成が決まる。

 

2022年1月

・各自、報告書の担当部分のドラフトを作成。

・1月中旬のミーティング前に、上記ドラフトを提出。

・部会のとりまとめの方が全員分のドラフトをまとめ、一つの報告書として編集する。

・発表会に向けたパワポ資料の作成方針についても打ち合わせる。各自発表会までに自分の担当部分のパワポ資料を作成。

 

2022年2月、3月

・2月、3月の委員会は、各部会からの口頭発表

・3月の発表会の終了後、オンライン懇親会

 

まとめ

 今回、初めて委員会に参加しましたが、参加して本当によかったと感じました。自分の所属している組織の外の方と一緒に、特定のテーマについて調査・研究を行い、成果としてまとめるという経験はとても新鮮で貴重でした。また、外部の弁理士さんと交流することで、色々な情報を得ることができますし、大変刺激になりました。また、委員会、部会ともに雰囲気がすごくよく、懇親会もとても楽しかったです。2021年度の委員会は終了し、部会メンバーはこれにて解散となりますが、ミーティングなどで使用した交流ツール(Slackなど)は生きていますので、今後もご縁があればお付き合いをさせて頂きたいと考えています。委員会活動についても、今後も積極的に参加していきたいと思いました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!

 

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