IP RIP ~チザイの雑談~

知的財産(Intellectual Property)の「かゆいところに手が届く(Reach the Itchy Place)」お話です。

特許「著名人の出願した特許を見てみよう!」【マータ】

みなさま、こんにちは。マータと申します。

f:id:discussiong1:20211012012531p:plain マータ(博士/弁理士) (@b8L18UnY7nPd5NC) / Twitter 

 

突然ですが、私は研究者が大好きです。
また、研究を生業にしている方の話を聞くのが非常に好きです。

インターネットが発達した現在では、YouTube等で色々な研究者の方の話を気軽に聞くことができるので本当にありがたいです。

 

私の勝手な印象かもしれませんが、ひと昔前は研究者というと「難しい専門的な研究や議論を限られた場でする人」というイメージでした。

しかし、最近では、若くて魅力的な研究者の方がどんどんメディアに出てきて、様々な場で非常に魅力的なトークを繰り広げていると思います。

 

例えば、落合陽一さん(1987年生まれ)や成田雄介さん(1985年生まれ)などは非常に著名かつ人気かと思います。
お二人は本当に多才でご自身の専門にとどまらず、様々な話題について見解を述べたり多くの人と議論したりしています。私も大好きでよく動画やtwitter等を見させて頂いています。

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あと、個人的には自分と研究分野が近いため(バイオ、ゲノム)、高橋祥子さん(1988年生まれ)のお話を聞くのも好きです。

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話は変わりますが、知財に関わるものとしては、上記に挙げた先生方がどのような特許を出しているのか気になりますよね。

今回は、落合陽一さんについて調べてみました。

落合陽一さんのフルネームで発明者検索したところ(J Plat Pat, 2022/10/17検索)、38件の特許出願がヒットしました。そのうち、33件はご自身が立ち上げられたスタートアップ企業「ピクシーダストテクノロジーズ株式会社」を出願人とするものでした。

pixiedusttech.com

 

一部を下記に記載します。


特願2017-168413 光学イメージング装置
特願2017-193330 オーディオコントローラ、超音波スピーカ、オーディオシステム、及びプログラム
特願2017-165785 霧描画装置
特願2017-138220 画像生成装置及び画像投影装置
特願2017-193792 音響システム、音響処理方法、及びプログラム
特願2017-218857 空中スクリーン形成装置、画像投影システム
特願2018-124543 超音波コントローラ、超音波スピーカ、及び、プログラム
特願2020-072557 美容装置、美容方法、および、プログラム
特願2020-072558 白髪ケア装置、白髪ケア方法、および、プログラム
特願2020-072559 頭髪ケア装置、および、プログラム

 

最近では、頭髪や美容に関わる発明についても出願されていますね。
特に、特願2020-072559(頭髪ケア装置、および、プログラム)については、「早期審査」や「拒絶査定不服審判」「分割出願」も行っていることから、力の入れようを感じます。

 

また、具体的なモノづくりとして、今年の7月にアンファー株式会社と共同開発した超音波ヘアケアデバイス「SonoRepro™」がニュースになっていました。

prtimes.jp

 

研究者として大量の論文を書きながら、このような商品開発も行っているのですね。基礎研究を基礎研究で終わらせずに、具体的な商品として世に出すことは非常に大変なことと推察します。

 

下記の動画で落合さんが語った言葉が基礎研究者の自分にはとても刺さりました(2:04〜)。

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その他に、気になった特許出願として、落合陽一さんの個人名で出している出願が5件ありました。

 

特願2009-188111 電圧可視化静電配線式ブレッドボード
特願2009-191435 LEDネクタイ
特願2009-270717 複合現実カーナビゲーション
特願2010-152465 静電容量式タッチセンサー上ファイコン
特願2011-191096 表面材質感ディスプレイ

 

これは、落合陽一さんご本人の出願でしょうか??同姓同名の他人だったら申し訳ありません。。
もし、落合さんご本人だとしたら、時期的に大学生か大学院生の頃に出願されたものになりますね。実際、落合さんが大学院生の頃に「心拍を可視化して光るネクタイ」を作っていたという記事がありました(https://type.jp/et/feature/19781/)。

 

学生の頃から、基礎研究だけでなく、知財やモノづくりにも力を入れていたのですね。

 

以上、今回は「著名人の出願した特許を見てみよう!」ということで、私の大好きな研究者「落合陽一」さんについて記事にさせて頂きました。

今後も、ますます注目させて頂きたいと思います。

 

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